こんばんは!
弾丸で2回目観てきました。
(東京公演を観に行く予定でしたが、またも仕事と重なったため。浮いた旅費にて。)
日本物はやっぱり複数回観るべきですね、初見は物語を追うのに必死になるので(笑)
2回目の方が心にグッときましたわ~。
キャスト別の感想書いていなかったので、忘れない内に書き留めておこうと思います!
「壬生義士伝」キャスト別感想!
望海風斗(吉村貫一郎)
学問も剣も修めたが、足軽という身分から食うに困る日々。妻子を養うために脱藩し、新撰組隊士として人を斬り、金を稼ぎ、そのやり方から守銭奴と言われても、ただ家族へのために前に進み続ける人物・・・。
この吉村貫一郎という人物。
キャラとしては、全然カッコよくないです(笑)
終始、訛ってるし、腰の低いうだつの上がらない田舎者といった感じ。
最初観てた時は、あーさやさきちゃんの方がカッコいいやん・・・、トップスターがこんな役??と疑問でした。
が、物語が進んでいくうちに
カッコいい、その信念を貫く姿。
家族のために、ひたすら前に進み続ける姿が胸に響きます。
脱藩したのも、人を斬り続けたのも、義を貫いたのも、家族がいたから。
最後、死ぬ前に南部に帰りたいと言ったのも、家族がいたから。
誰かのために生きるってこんなにカッコいいんですね。
そして、そう思わせてくれたのも
望海風斗
というトップスターの技量の賜物です。
あ、歌に関してはもう何も言うことないです(笑)
真彩希帆(しず/みよ)
彫刻のように美しい顔の吉村貫一郎と小顔すぎる現代っ子の大野次郎右衛門に愛される南部小町の正体は歌姫。
(後述)
真面目に語りますと、今回きいちゃんは2役やっておりますが、どちらともきいちゃんっぽくないといいますか(笑)
きいちゃんってどちらかと云うと「若さ」や「勢い」が表に出てくるタイプと思うので、立ち姿とか話し方とか、母親っぽくないな~と思っておりましたが・・・
(またしても)物語が進むにつれて
子供のために、一生懸命生きる母。
見せつけられました。
見かけじゃないよね、中身だよね。
すみません。
父を侮辱されて嘉一郎を叱るシーンとか、あまりの一生懸命さに涙出そうになりました。
夫が帰ってくるまで、家族を守る・・・しずも貫一郎と同じく、信念を貫き続けた人ですね。
今回、"みつ"のほうが若い娘だし、きいちゃんっぽいかな~と見る前は思ってました。
でも、きいちゃんって「良家のお嬢さん」でもないな(笑)
"しず"の方が合ってました。
そして、歩いていようが何していようが
ブレない歌声
にはビックリです(笑)
いや、歌が凄まじいのは知ってるけど驚く。
あまりのブレなさに、多々影ソロと勘違いしたり(笑)
彩風咲奈(大野次郎右衛門)
和物だろうが見せつける、そのスタイルの良さ。
(江戸時代にこんな日本人いねーよ)
この作品での、次郎右衛門さんは「静」の演技が求められます。
(新撰組が動)
新撰組がわちゃわちゃ酒を呑み、人を斬っているのを横目に
畳の上で悩んでる(笑)
その苦労人っぷりに涙ですわ。
この作品では、
友情・愛情・家柄etc...色々なものに挟まれて悩むさきちゃん。
静の演技すぎて、最後の最後で「切腹しろ」と鬱憤を晴らすように叫ぶ
さきちゃん。
と沢山のさきちゃんを観ることが出来ます(笑)
ファンの方としては、殺陣とかバリバリやってほしい!と思うかもしれませんが、静の演技でも魅せてくれるので、私結構満足です。
凪七瑠海(松本良順)
個人的には「ベルリン、わが愛」以来でした。
毎回思うことですが...
顔ちいせええええ!
維新後のシーンにしか出てこないキャラですが
普通にカッコいいから困る(笑)
ただ芝居は思ったより出番少なかったな~。
その分、ショーでは結構出てましたが。
彩凪翔(土方歳三)
めんどくせえ、めんどくせえ、言いながらカッコいい人。
落ち着いたキャラで、新撰組の中ではあまり動きがないのが、少し残念ではありますが…
立ち姿とか、振る舞いでも、魅せてくれる男役さんだな~と。
やっぱり結婚するなら、しょうちゃんが良い(はあと)
朝美絢(斎藤一)
(主演除く)今回の芝居で1番輝いてた人。
私的には斎藤一って面長なイメージなので(漫画るろうに剣心の影響)
あーさが斎藤一…?と見る前は疑問でしたが…
全てに達観した、クールなキャラ。
でも仲間思い。
殺陣はバリバリやっちゃう。
維新後の制服姿!
と大量の萌えを見せつけられた。
萌えだけでないですよ。
吉村貫一郎への嫉妬と羨望が入り交じった複雑な感情とか、達観しているつもりだけど抑えきれない思い(新撰組や自分の行く末とか)が溢れだしている様子とか、上手く表現されてて、なんだか応援したくなる斎藤一でした。
あと、ショーではめちゃくちゃカッコよかった( ・`д・´)ヤベエ
永久輝せあ(沖田総司)
どんなセリフにも、最後に☆がつく沖田総司。
(PR×Prince…見たかったよ…)
なんか、やたらセリフが爽やかでした(笑)
沖田総司を永久輝せあが演じている…
それだけで満足。
って感じです。
(アホ)
綾凰華(大野千秋)
確かに、剣の道より学問の道が合ってそうな、穏やか~な千秋くん。
あやなちゃんはねぇ…顔が好き。
永久輝せあとはまた違ったタイプの爽やか(というより、ほのぼの)男役ですよね。
学問でも剣でもどちらでも構わないので(笑)
トップへの道期待してます。
他気になった雪組子たち
彩みちるちゃん(ミニみつ)
→セリフ、涙か涙声か号泣、しかなかったけど(笑)
その涙がくど過ぎずアッサリ過ぎず で良い。
この役は下手な人がやってたら見てられない。みちるちゃんの演技はほんと好き。
眞ノ宮るい(近藤周平)
→周平、めっちゃ良い子。顔も良い子。
朝月希和(みつ)
→成長すると、千秋くんよりも大人っぽくなってた(笑)
芝居ではあまり出番がありませんでしたが、ショーでは2番手娘役?みたいな場面がありましたね。
縣千(池波六三郎)
→維新後の制服姿に惚れた。
(それだけ!?)
彩海せら(吉村嘉一郎)
→真っ直ぐ過ぎるくらい真っ直ぐな眼差しと信念に心射たれました。
うん、吉村貫一郎としずの息子だよ...
沙月さんと杏野さん(オトラとオカネ)
→しず達とトラブルになる場面でのリアルな演技に脱帽(笑)
煌羽レオ(伊藤甲子太郎)
→こんな斜に構えたようなキャラ上手ですよね。
結論
雪組は最高。
それでは!