こんにちは!
ミュージカル「マリー・アントワネット」博多座公演の感想、続きをいきたいと思います!!
オルレアン公(吉原光夫)
→チンピラその1(笑)
物語の彼は頭が切れる貴族なんだろうけど、あんまり貴族の品位っていうものを感じなかったかな(^^;
悪知恵が働く、歌の上手いチンピラという印象が残りましたね(笑)
市民たちを仲間だ!といって心を掴んでいましたが、100%思ってないよね。絶対、俺はあいつらとは違うって下に見てる(笑)
誰も信じていない(マリー・アントワネットと正反対)感じが黒幕として立ち塞がる様子をうまく引き立てていたと思います。
チンピラ感凄かったけど(まだ言う)
演技・歌ともにすっごく迫力があって良かったです。吉原さんはどの作品でもパワーのある演技をされますね。レミゼも楽しみにしております。
レオナール、ローズ・ベルタン(駒田一・彩吹真央)
→常に2人一緒に出てくるので、感想も一緒に。
レミゼでいう、テナルデイエ夫妻のようなキャラクターですね。決して明るくはない作品ですが、2人のシーンは明るくて笑いが起こっていました。
私はこの作品まで知らなかったのですが、2人とも実在の人物ですね。
この作品の2人は、国王夫妻の寵愛を鼻にかけ、権力をほしいままにするちょっとがめついキャラですが、史実も似たような感じだったみたい。
フランス貴族のステレオタイプみたいなキャラクターを駒田さんも彩吹さんも嫌みなく演じられていました。こうゆうコメディリリーフの演者さんが上手だと、舞台が引き締まりますね!
あと、新作ドレスを披露する場面!
あのセンスはないだろ~~~。
唯一マリー・アントワネットに共感できなかったシーンでした(笑)
ジャック・エベール(坂元健児)
→チンピラその2
ほぼ史実通りのキャラクターでしたね。
それに悪役サイドの嫌~な感じがとってもよく出ていました。
いや、登場のしかたは「え??マリウスとアンジョ??」みたいな感じでしたが(笑)
その後は見事に、小物感あふれる悪役となっていましたね。
途中からエベールにイライラしてきて(笑)
最後のシーンでは、マルグリット良くやった!!と心のなかで叫びました。
あと、私が前回みた坂元さんが「1789」のラマールちゃんだったので、いやこの前まであんた王宮サイドやったやん!とツッコミを入れていました。キャラもなんだか似てるし・・・。
そろそろ格好いい坂元さんも見たいものです。
ランバル公爵婦人(彩乃かなみ)
→めっちゃイイ人(笑)
この作品の清涼剤でしたね。
この方もほぼ史実通りのキャラクターでした。
最後まで国王一家と行動を共にし、運命に従う・・・
王妃の友人として、王宮の女官として、気品と誇りに満ち溢れていました。
でもね、結構出番少ないんですよ(笑)
いや、王妃と一緒に舞台上にはいるけど、あんまり喋らないし、歌わない( ;∀;)
私は彩乃さんの歌声大好きなので、もっと歌って~と心のなかで叫んでいました。
もっと舞台の中心でバリバリ歌う彩乃さんが見たくなりました。
その他気になったキャスト、シーン。
(若干ネタバレ注意)
・中山昇さんの司教っぷりに感動。
・ラモット夫人、意外と好きです(笑)
・子役は卑怯。無条件で泣いてまうやろ!!
・前から2列目の端という、なかなか迫力ある席で見た。演者さんが目の前を通るのけど、足音が結構すごい(笑)
・もうちょっとで、新聞貰えたのに!!
・新作ドレスを披露するシーン、どこかでみた、頭に船が乗った髪飾り。
・なかなか登場しない、ロベスピエールとダントン( ;∀;)
・最後、マリー・アントワネットはマルグリットと腹違いの姉妹であることを理解していたのだろうか??
・てか、その設定いる??
子役ちゃんも可愛いし、アンサンブルの皆さんもめちゃくちゃ上手だし
大満足の舞台でした!!
最近は宝塚ばかり見ていましたが、たまには東宝ミュージカルも良いですね!
そんな当たり前のことを再認識しました(笑)
博多座公演は9月まで。
そのあとは全国巡るようなので、皆さんもぜひ足を運んでみてください!!